ゴルフ上達>脳で働く心理作用と筋肉の関係を理解しよう

脳の機能と筋肉は密接につながっています。脳が緊張すると体にさ
まざまな反応が起こり心身のバランスを崩してしまいます。
そのため本来自分が持っている能力を発揮できなくなります。
練習場ではうまく打てても、ティーグランドでは不安が襲ってくる
ものです。
必要以上に力が入り、腕や手首の自由がなくなってしまっては、ナ
イスショットは望めません。

プレッシャーやストレスがかかると体がこわばり、緊張してしまい
ます。このような状況で緊張すると、体内の自律神経の働きで、血
圧や心拍を促進させ、興奮状態へ導かれます。
体内の変化によって硬くなった筋肉では働きが悪くなって思うよう
な動作ができなくなります。
必然的にフォームが乱れスイングに影響します。
スムーズな動きを取り戻すには、ストレッチで外側から意識的にや
わらげてやるとよいでしょう。

対策として緊張せずに安定したショットを望むなら、体幹を鍛える
ことです。体幹を鍛えることで、捻転運動によって生まれるパワー
をうまくゴルフクラブへ伝えることができます。
逆に体幹が使えないと上半身の筋肉でパワーを出そうとして力み、正
しいスイング軌道から外れてしまいます。
体幹を意識して筋肉をやわらかくして気持ちをリラックスさせれば、
よい結果が出るようになります。